現代ファンタジー - 小説

しゅうえんのようせー　うらばなし

貧乏万斎 | 現代ファンタジー | 完結済み

作中に出た用語の説明や裏話となります。話をアップしたごとに随時更新していきます。 ※ややネタバレもありますので、ご注意ください。

終焉の妖精

貧乏万斎 | 現代ファンタジー | 連載中

虐待を受けて育った少年、紫薇と、壊乱の魔姫の忌み名を持つ銀髪の女が出会うとき、かつて世界に終焉をもたらした妖精が目を覚まし始める。この出会いは必然か偶然か。現実世界と異世界を行き交う現代ダークファンタジー

20xx年、日本は謎の天変地異に悩まされていた。河川の氾濫、季節を無視した気温の変化、突然大地が隆起し、建物は倒壊。全ての基礎が壊れ、人々の生活は荒れ果て、貧困生活を余儀なくされていた。経済難の最中、クビにならないと言われていた公務員をクビになり、謎の力に目覚めた主人公はある日突然神様に出会う。「其方といたら、何か面白いことがあるのか？」問いかけに適当に答えたが、その答えによって依代に選ばれ、見たことも聞いたこともない陰陽師……現代の陰陽寮『裏公務員』として仕事をする事になった。「恋してちゅーすると言ったのは嘘か」「勘弁してくれ」そんな二人のバディが織りなす和風ファンタジー、陰陽師の世直し事件簿が始まる。この国に産まれた意味。愛とは、命とは、生きるとは、死ぬとは。全ての問いかけに裏公務員達が答えを求めて奔走する──神と人との優しく儚い物語。